当院では、親知らずの抜歯、歯が折れた、抜けた等の外傷、顎関節症などの治療を歯科口腔外科として行っております。
親知らず
親知らずは16~20歳前後に生えてくる最後の歯です。先天的に親知らずがない方もいますし、レントゲンを撮ってみて初めて、歯ぐきの奥深くで見つかる場合もあります。
当院では親知らずの診断も行っております。
抜かないほうがよい場合
親知らずは生え方によって、リスクが異なります。全部見えていたり、一部が見えていて、まっすぐに生えて腫れなどがなければ、そのままにしておいてもよいでしょう。
咬み合わせがよくて、虫歯の心配がない場合は残すという判断もあります。
また、親知らずの手前の奥歯が虫歯や病気などでなくなったり、抜歯したりする場合は、歯を移植する際にドナー歯として活用ができる場合があります。
抜いたほうがよい場合
斜めや横に生えている場合は、腫れたり虫歯になったりしやすいので、抜歯を検討します。
また、矯正治療を検討している場合は抜いたほうがよいこともあります。
矯正治療を終えた後に、親知らずが生えてくると歯並びを乱すことがあります。
通常の親知らずは、局所麻酔で抜歯することができます。
外傷(事故等で歯が折れた、ぬけ落ちた)
交通事故や転倒、激しいスポーツ競技などで、歯が折れたり、ぐらついたり、抜けたりした場合の外傷の歯は、折れた箇所や折れ方、事故の時間経過等によって、残せるかどうかが左右されます。
折れた歯は、出来るだけ口の中、もしくは冷たい牛乳の中に入れて
抜けた歯はできるだけ口の中で保存、できれば元の位置に差し戻します。
歯が汚れてしまっていても、汚れをとったり水洗いしたりしないでください。歯の周囲にある繊維(歯根膜)を損傷しないようにするためです。
口の中に入れられない場合は、冷たい牛乳の中に入れて保存し、できるだけ早く歯科医院に持っていきます。決して布やティッシュでくるんだりしないようにします。
当院では、歯を守るためのマウスピース(マウスガード)の製作も行っております。スポーツ歯科という概念で、接触による怪我から歯を守ります。
顎関節症
口を開けると痛みがある、口が大きく開かない、関節付近で音がする、…などの顎関節症についてもご相談ください。運動療法や生活習慣の改善指導などで、よくなる場合があります。
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