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2010年08月03日

斎藤純一君のこと

山形市桜田で歯科医院を開業している、斎藤純一先生のことである。

純一君とは、小学校に上がる前からの付き合いらしい。大人になって、純一君のお母様から一枚の写真を見せてもらったことがある。ヤマハのオルガン教室の発表会での写真である。確かに僕は、オルガン教室に通っていた。彼もそこに通っていて、同じクラスだったらしいのだ。

その発表会の写真。半ズボンに蝶ネクタイ。膝のところにしわを寄せて白いタイツをはいて、ぴかぴかの革靴。完璧、よそ行きの格好である。純一君は他の子ども達と並んで、オルガンに向かって鍵盤に手を置いている。なぜか僕は、その脇に立ってトライアングルを持っていた。オルガンの発表会なのに・・・。

中学では同級生だった。彼は成績も良く、短距離走がめっぽう速いスポーツマンで、(今ではまったく面影はないが)キムタク似のハンサムな生徒だった。したがって、当時は僕の友達ではなかった。3年生の時に、僕はふたつ下の陸上部の女子生徒を好きになった。勇気を出して告白したら、「わたし、純一先輩が好きなの」と言われ、あっけなくフラれた。

二人とも開業して、付き合いができた。彼が独身の頃(よっぽど暇だったのか?)、ボードゲームを持って毎晩のように風間の我が家まで遊びに来た。ちょっと気の利いた酒の肴、ドイツのソーセージだとか、珍しいチーズだとかも持ってきた。彼は、ゲームがやたら好きだったが、駆け引きが下手であまり強くはなかった。でも、必ず僕をコテンパンに負かすまでやった。気づいたら、我が家の冷蔵庫は、彼が持参した怪しいつまみ類が占拠していた。ゲームに夢中で、酒を飲むのも忘れていた。

ある日、僕は純一君と彼の二人の息子を連れて、スワローズの野球を観にいった。僕の熱烈な応援と、ややおせっかいな解説の甲斐があって、彼の長男は野球が好きになった。現在リトルリーグで活躍中である。でもなぜか、巨人ファンらしい。次男はサッカーが好きだというから、モンテディオのゲームにも連れて行った。素直にモンテディオのファンに育って欲しい。

2002年、FIFAワールドカップ。純一君はマメに応募して、家族四人分のチケットを当てたと喜んでいた。良く聞けば、火曜日の宮城スタジアムのゲームらしい。子供が学校を休んでサッカーなんぞを観にいくのはいかがなものか、と代わりに僕が行ってあげることを進言した。彼は快く次男のチケットを僕にまわしてくれ、大雨の中、日本対トルコのゲームを観戦できた。純一君、ありがとう。とても楽しかった。感謝しています。

 
2002.10.10.

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投稿者 takagi : 2010年08月03日 12:47

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