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2014年02月20日

酸蝕歯

虫歯じゃないのに歯が溶ける。
そして歯がしみたり、歯が擦り減ったりする。
それが、毎日の飲食物が原因になっていることがしばしばあるのだ。
酸で歯が溶ける「酸蝕歯」。

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昨日の高木歯科医院の院内勉強会で、歯科衛生士のスミちゃんが発表したテーマが酸蝕歯。
普段気づかないことだけど、けっこう酸蝕歯の患者さんは少なくない。

健康の為にと、毎日黒酢を飲んだり、グレープフルーツを食べている人に、酸蝕歯は時々見られる。
歯のエナメル質は、pH5.5以下で溶ける。
瞬間的にpHが下がっただけでは溶けないが、長時間pHが下がった状態になっていればエナメル質は脱灰する。
すなわち、習慣的にpHの低い飲食物を多量に摂取し続けることは、歯にとってヤバい状況なのだ。


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意外にも、日常的な飲食物はpHが低い。特に旨いものが・・・
大好きなワインも、pH3.5前後だ。
口が渇いている時ほど炭酸系を欲しくなるが、唾液による緩衝能が低下している分だけ歯は脱灰されやすくなる。運動時のスポーツドリンクも危険だ。

歯が溶けるのを防ぐには、
ワインなどを飲む合間にお水を飲むこと。ワインには、チーズ。
フルーツには、ヨーグルトなどカルシウムが含まれているものを摂ること。
飲んだまま寝ないこと。
飲んだあとは、よく水で口をゆすぐこと。

また、酸蝕されて柔らかくなった歯の表面を、固い歯ブラシで擦ると容易に擦り減ってしまうので、飲食直後のブラッシングは禁物。
お茶や水を飲んで一息ついて、食後30分くらいたってからていねいにブラッシングしましょう!
フッ素が含まれた歯磨剤やジェル、マウスウォッシュは再石灰化に有効。


投稿者 takagi : 15:22 | コメント (0)

2014年02月18日

ギターの神様降臨

クラプトンの40年目の来日公演初日。
またまた行って来ましたよ、武道館。神様に会いに。
(もっとも会議で上京したついでのEC詣でしたが・・・)


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これまでにもう15回以上はECのライブ詣をしているはず。
記憶では、1997年以降の来日公演には毎回参加している。
My favorite musician ですからね。

今回の来日は、キリが良いとのこと。
ECのキャリア 50周年
初来日から 40年
来日ツアー 20回目
初演の武道館 日本での公演200回目
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来日メンバーは下記の通り。

Eric Clapton – guitar, vocals
Chris Stainton – piano, keyboards
Paul Carrack - organ, keyboards
Nathan East – bass
Steve Gadd – drums
Michelle John – backing vocals
Sharon White – backing vocals

ECも、68歳。
今回のメンバーには、サポートギタリストはおらず、当然ギターはすべてEC。大変だろうな・・・
ところがKbにPaul Carrackを入れて、Chris Staintonとのダブルキーボード。
やたらKbのソロパートが長かったね(笑)。
ChrisもNathan EastもSteve Gaddも、長年ECと一緒にやってる「クラプトンバンド」のレギュラーメンバー。
特別変わったアレンジもなく、聴き慣れた曲を聴き慣れた感じで演奏し、みんな楽しそうで安定感はあったが・・・
今回ほどアップテンポの Wonderful Tonightを聴いたことがない。
来日公演では必ず「 Wonderful Tonight 」を演奏しなけりゃならないとの約束事があると、以前に聞いたことがある。
「一応やりましたからね!」というような感じだったのかな・・・

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アコースティックに持ち替えての一曲目「Driftin'」は良かったね。
ジーンときた。
それ以外は、特別な感慨もなくアンコールへ。
意外に盛り上がらずPaul Carrackの歌の一曲でおしまい。
あっけない幕切れでした。
68歳だものね・・・疲れるよね。

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僕は、この時期のライブが大好き。
今でもジンジン、ゾクゾクする。

【セットリスト】

01. Tell The Truth
02. Key To They Highway
03. Pretending
04. Hoochie Coochie Man
05. Honest Man
06. Wonderful Tonight
07. After Midnight
08. Driftin'
09. Nobody Knows You When You're Down And Out
10. Alabama Woman
11. Layla
12. Tears In Heaven
13. How Long (Paul Carrack / Vocals)
14. Before You Accuse Me
15 Little Queen Of Spades
16. Crossroads
17. Cocaine
18. High Time We Went (Encore - Paul Carrack / Vocals)


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投稿者 takagi : 22:45 | コメント (0)

2014年02月16日

大雪

昨日からしんしんと雪が降り積もり、出張が取りやめになって急きょ休日となった今日は朝から雪かき。
数年使ってきた通称「ママさんダンプ」、正式名称は(たぶん)スノー・ダンプが壊れた。

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そんでもって、近くのホームセンター「ジョイ」まで新しいのを買いに行ったのだが、レジには同じものを買い求める人の列。
皆さん、今朝の雪かきで壊れちゃったんですね・・・


本来ならば、昨日上京して今日は東京でセミナーの講師をしているはずだった。
しかし、昨日から大雪の為山形新幹線は運休。
仙台に通じる二本の国道、高速道路も雪の為閉鎖されて、山形は陸の孤島と化した。
セミナーの参加者、主催者には申し訳なかったが、山形在住の講師の都合でキャンセルになってしまった。

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関東での雪の被害は甚大なモノらしい。
覚悟をして冬を迎えている雪国山形でさえこんなに大変なのだから、雪の心構えのない関東地域での大雪に、人類はパニックを起こしている。

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【2/15朝】

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【2/16昼】

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【2/16夕方】

午後になって日差しも出てきて、道路は大変なことになっている。
除雪車が出動して轍を削り、沿道に巨大な雪の塊を置いていく。
家の前の出入りの為に、その塊をどける作業がまた大変なのだ。

一日中、雪片付で運動をした。おかげで家の前はそこそこイイ状態に。
ところがまた雪が降り始める。
天は容赦なく、僕らに試練を与えるね。まるで、何か制裁をするかのように・・・

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投稿者 takagi : 20:02 | コメント (0)

2014年02月12日

顎咬合学会指導医研修会

日本顎咬合学会は、国内歯科開業医最大の学会だ。
どーいうわけか、1999年から学会の指導医という立場にいる。
シドーイなるものは、一般の歯科医師に対して「君はダメな歯医者だから、ちょっと指導が必要だ」といってイエローカードを出す、というものではない。いまでもその中身は理解できていない(笑)
もしかしたら、イエローカードをもらって指導される歯医者なのかもしれない・・・

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一昨年(2012年)11月の第1回めの指導医講習会に出かけてみたら、キューピーの前社長・鈴木豊先生の講演を拝聴することができて感動した。
ということで、第2回めの指導医研修会というものに、昨日弾丸日帰りで参加してきた。
今回も、歯科臨床界の重鎮の講義に加え、国際的な癌研究の第一人者である先生や、読売新聞の記者の方などの講演を聴くことができて、刺激的だった。

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指導医としてどうのこうのというより、歯科を生業にしているひとりとして、より見識を深め病人としての患者を診るのではなく、人としての尊厳をもって患者と接していかなければならないことを再認識した研修会だった。

こんな素敵な話を、なぜ指導医たちだけが聴くのだろうか・・・。良い話なのだから、6月の学会の時にオープンで聴くことができたら・・・と思ったのだが。

しかし、この研修会の趣旨が懇親会に出てわかった。
研修よりも、懇親会に重きがあったのかもしれないと。
これだけ著名な歯科界の重鎮が一堂に会することは、なかなかありえない。
6月の学会では数千名もの会員が集結するので、重鎮たちが内輪で肩をたたき合ったり、ハグや握手をしたりできる場がないのである。

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ハイアットリージェンシーという、高級ホテルの宴会場には新旧の重鎮が集まった。
むかし僕が机を並べて共に勉強した先生たちは、すっかりオジサンになり貫禄がついた。
むかし僕らに講義をしてくれた先生たちは、すっかりオジーサンになってしまった。
しかし、そんなオジーサン達に共通しているのは、「元気なオジーサン」。

臨床をまじめに頑張って、そんなジィーサンになっていきたいと思いながら、日帰りの東京出張から帰ってきた。

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【長老?河原英雄先生とキューピーの前社長鈴木豊先生】

投稿者 takagi : 08:59 | コメント (0)

2014年02月09日

ソチ 冬季五輪開幕

はじまりました。ソチ五輪。
なぜかこういうスポーツイベントには血が騒ぐんだよね。(DNAのどの部分かな?)
まずいことに、リアルタイムで観ないと気が済まない・・・
これから当分の間、選手たちの熱気に感動がもらえそうだ。

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当然開会式も、夜中に一杯飲みながら見ちゃいました。
開会式では、選手入場が一番おもしろい。
世界には、こんな国もあるんだ・・・と、いつも思う。
以前は世界地図を傍らにおいてその国を確認していたけど、最近はそんなマメなことはしなくなった。

国旗を持った選手が、たった一人エントリーしているという国もあって、この選手のこれまでの半生を想像してみるだけでも、ドラマチックだ。
各国のユニフォームも興味深い。
スイスやスウェーデンなど、国のイメージカラーがはっきりしたものや、英国、イタリア、フランスなどは、ファッション性に長けていた。
ラルフローレン製というアメリカの派手派手さ、ギンギラギンのドイツのユニフォームも悪くないね。
欲しいとは思わないけど。

ロシアの国のイメージを、ダンスや映像で繰り広げていたけど、見れば見るほどこの国の歴史は戦争によって成り立っているんだな、と言う事を実感。
「戦争と平和」を深く考えさせられたけど、ロシアは戦争>>>平和な国。

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なんで、ソチでの開催だったのだろう。ソ連崩壊後に独立分離した小国が連なる黒海沿岸。
いろんな遺恨があっただろうに・・・テロの危険だって、高まっている。

しかし、テレビで見るソチというリゾート地には、行ってみたいという気にさせられる。
トルコのイスタンブルあたりを起点に、時計回りに黒海沿岸を自転車で一周してみたいね。
(琵琶湖一周でさえまだ実現していないのに・・・夢だ)


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日本人選手の活躍、メダル獲得には大いに期待するところだけど、マスコミの妙なプレッシャーに負けないで楽しくやってほしい。
どこのマスコミも、選手のお涙ちょうだい的な物語を膨らましてやたら虚飾の偶像を作りあげている。
勝てば賛美、負ければズタボロに・・・
こういう最近の傾向には、辟易するね。
参加することに意義があり、参加できたことを讃えましょうよ。
僕らはエンターテイメントとして、ショーとして愉しめば良いでしょう。


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ふだんスノーボードのレースなんて見ることはないけど、17歳角野くんのスロープスタイルなんてめちゃくちゃ面白いじゃないか。
よくあんな曲芸ができるね。
そこら辺でズボンを腰下まで下げた小僧たちが、スケボーで派手なパフォーマンスをしているのを目にすることがあるけど、その延長線なんだろうな。
街の小僧たちを見る目が変わったよ(笑)


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上村愛子の4位。すごくうまかったのに、なんかめちゃくちゃ悔しい。
これまで7→6→5→4と来たんだから、今度こそメダル!
絶対3位でいいじゃない・・・なんか政治的な臭いを感じたな。
せっかくの日曜日の朝が、ちょっと気分が悪い。ちくしょー!

と、勝手に野次馬が騒いでいる。それが楽しいオリンピック。
熱い毎日が続きます。
寝不足間違いなし(苦笑)。

投稿者 takagi : 06:15 | コメント (0)

2014年02月06日

遺伝を考えてみた

昨年からけっこう遺伝学、ゲノム、進化論的な本を読んだ。
サイエンスの中で、この領域の学問はとても難解だが、とても面白い。
頬粘膜から拭い取った資料からDNA鑑定し、自分のルーツや遺伝的病気の潜在もわかる時代だ。
専門書でなく、一般科学書で良書がたくさんあるので、次々にリレー式に読んでみた。

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特にこの三冊はすこぶる面白かった。
本の中身をいちいちここに書くまでもない。
というよりは、短くまとめるには中身が濃すぎて・・・。
上記3冊のうち、2冊に関して、僕が定期的に書いている歯科業界雑誌「ミニ書評」のコラムで紹介したのだけどね(笑)。

僕には血のつながった子供がいないので、自分の遺伝子について考えるとき、その対象は両親や姉、兄だったり、叔父、叔母、従兄弟ということになる。
僕が物心がついたときにはすでに祖父母は他界していたので、記憶がない。
だから、自分と同じ遺伝子を持つ者は決して多くはない。

そんな中でも、顔の似た者、性格の似た者、あるいはまったく似ていない点・・・
この人のこの部分は、あの人のあの部分と同じDNAだな・・・等と思いめぐらす。

僕の酒癖、怠け癖はあの遺伝子・・・
僕の執着心、探究心はあの遺伝子・・・
僕の放浪癖は確実にあの人のDNA・・・


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「G・A・C・T」・・・たった4つの暗号の組み合わせによる遺伝子が、自分の生き方を変えるといっても良い。
そんな不思議な遺伝子の仕組みを、巧みに駆使したミステリーに出会った。

科学書ではなくミステリー小説を通して、エンターテイメント的に遺伝子、進化論をすいすい勉強できた。
なにより舞台が仙台の街。著者は東北大の出身だったんだね。

ただし、ミステリーとしては出来はいまいちかな。
なぜなら、かなり早い段階で僕は犯人と動機が分かってしまったし・・・
サブの登場人物の設定に、ちょっと強引さがあったり・・・
どんでん返しの妙がめちゃくちゃすごかった百田尚樹の「幸福な生活」を読んだ直後だっただけに、なおさらそう感じたのかも。

投稿者 takagi : 19:25 | コメント (1)

2014年02月03日

66回目のスマイル倶楽部フォーラム

全国規模で展開している、僕が主宰のスマイル倶楽部。
2月1日、2日の両日、第66回目のフォーラムを東京でおこなった。

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今回は、麹町にある㈱白鵬の研修室を使わせていただき、「インプラントの現在とこれから」をたっぷり語らせていただいた。

近年ではインプラント治療を手掛ける歯科医も珍しくなくなり、患者さんの多くもインプラントの存在を知って治療を受けた人もたくさんいる。
それだけにトラブルも表面化して、マスコミなどでは「インプラント批判」もたびたび目にする。
これは明らかにインプラントが一般化したことを意味している。

インプラントは悪者か?
否。
インターネットが一般化し、世界中の人がその恩恵を受けている。一方で、それが普及したからこそ生じる問題や犯罪もある。だからって、インターネットの存在を根本から否定すべきことか・・・?
馬車の時代に比べて、自動車の発明は画期的だったはず。日常生活にクルマの存在は欠かせない。しかし、クルマ社会におけるネガティブな事象も数多くある。渋滞、大気汚染、エネルギー問題、交通事故、駐車場問題・・・

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インプラントも、その治療方法自体が問題なのではない。
それを使う、人の問題。術者、患者共に、正しく行うこと、正しく受ける事。
あくまでも、歯科“治療”のひとつのオプション。
医療の根本がわからない歯医者は、やっちゃいけないし、理解できない患者は受けてはいけない。

スマイル倶楽部も発足19年目になる。
そんなインプラントの成熟期に入った今、僕らが行うべきこと、患者に伝えるべきことを再確認した二日間だった。

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懇親会は、銀座の高級中華料理店で。
いつもながらの屈託のない笑い声が、冷えた銀座の夜空に響き渡ったとさ(笑)。

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投稿者 takagi : 08:55 | コメント (0)

2014年02月01日

ゼロ戦

ゼロ戦がマイブームである。
正月に小説「永遠の0」を読み、映画「永遠の0」を観た。
子供のころ、漫画雑誌で読んだゼロ戦の活躍が蘇ってきた。

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世界に誇る、日本の技術。
ゼロ戦は、そのニックネームも素敵だ。
(子供のころは「紫電改」の方が好きだったけど)

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そんなわけで、上京したので靖国神社を詣でた。
世界平和を願って、参拝した。
そして遊就館を訪ね、ゼロ戦見物。

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戦争は愚行だが、人類の歴史はそんな愚行の繰り返し。
心穏やかに、人の生き方を考えた。
見栄やいらぬ競争心は、人間にとって悪だということに気づかないのだろうか。
足るを知ることは、人間にとって絶対必要。なぜ、欲望という悪魔に支配されるのか。

改めて世界の平和を祈願した。

投稿者 takagi : 23:04 | コメント (0)