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2013年03月30日

チョイ乗りのつもりが・・・

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春うらら・・・というにはまだ風が冷たい3月最後の休日初日。
軽くクロモリで足慣らしをしようと出かけた。

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西公園をかすめて長谷堂トンネルの上を抜け見晴らしが丘を経由して上山。
楢下まで走って帰ってきた。

蔵王の麓を走りながら、「やっぱり山形は自転車天国だなぁ」としみじみ愉しくなってきてしまう。
チョイ乗りのつもりが、72kmも走ってしまった。

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しかし、花粉が花と目を直撃。
目は痒く、鼻水が止まらない。

走りながら口ずさんだ歌がこれ。

「早春の 蔵王山麓
まったりライド
くしゃみ 涙目
鼻水 ズルズル」

投稿者 takagi : 20:13 | コメント (0)

2013年03月25日

山形臨床研究会

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山形臨床研究会の例会。28年目に入った。ある意味僕の勉強のホームグラウンドだ。

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今日の担当はIK先生。
チョッパータイプの義歯と、グラインディングタイプの義歯についてのケースプレ。
治療前に診断を十分に行い、顎位や咬合平面など殆ど変えないでデンチャーをつくる。
長年、咬合と義歯づくりに熱中してきた先生らしい面白いプレゼンだった。

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実はIK先生のプレゼンで一番おもしろかったことは、オーディオの話。
アナログプレーヤーと凝ったアンプやスピーカーで鳴らす、古いジャズのLP盤の話だ。
普段無口なIKの饒舌なる熱い語りを聞いて、すごく良い時間が過ごせた。

投稿者 takagi : 22:52 | コメント (0)

2013年03月24日

インプラント専門医講習会

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最近のマスコミのインプラントに対するネガティヴな報道に対応してか、インプラント学会の専門医講習会が頻繁に開催される。昨年夏に続いて参加したが、早朝から丸一日缶詰状態で、結構ハードなお勉強だ。

講習会のテーマは、まずは全身管理。インプラント治療を受けようとする患者さんの多くは高齢者で、さまざまな基礎疾患を有している場合が多いので、外科手術を必要とするインプラント治療では絶対重要なことなんだが、歯を削るのと同じレベルで骨を削ることをやっている近頃インプラントを始めたドクターには、ここんとこの意識が欠けている。

もうひとつのテーマは、多数歯欠損に対する外科、補綴の話。
咬合採得やテンポラリー、プロビジョナルについての情報が欲しかったのだが、僕にはイマイチだった。
このへんの分野は、大学の先生よりも開業医の方がたくさんアイデアを持っていると思うのだが・・・

昨夏の東京で受講した専門医講習会はレベルも高くすごく面白かったけど、今回は大阪まで来て聞くほどの内容ではなかった・・・とは言いすぎ?
専門医が対象の講習会で、ビギナー講習会ではないのだから。
むしろ聴講していた著名な先生方の話を聞きたかったなぁ。


会場のサイエンスホールが、未来的でいい感じだった。

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投稿者 takagi : 20:45 | コメント (0)

2013年03月23日

大阪遠征

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日本国内で出張先で好きなのは、大阪。
山形からの直行便が1日に3便あり80分で行けることや、いかにもアジアの大都市という感じで、様々なイベントが大阪では開催されていてエキサイティングな街だから。なんてったて食いもんがうまいし、女性もきれい・・・

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午後の便でも余裕で間に合うのだったが、朝一の便で大阪へ。
天気が良くて、窓から見下ろす景色が美しかった。


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伊丹空港に到着後、西宮・甲子園行の空港バスに乗り、甲子園球場に直行。
1600円でバックネット裏自由席のチケットを購入。
第2試合の土佐‐宇都宮の試合をやっていた。
土曜日の好天の下、結構観客は多い。しかしプロ野球の観戦と違って、観客はいたってgentle。
関西弁の野次なんか一切なく、好プレーには大きな拍手をする。

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高校野球はテンポよく進むので1試合が1時間半くらいで終了する。
次のゲームまでの間が1時間くらい有り、グランドキーパーが毎試合ごとにグランドをとても丁寧に整備している。
その姿には、球児たちがしっかりプレーできるようにとの愛情が感じられるね。

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僕の目的は、第3試合の福島の聖光学院の応援。
応援の甲斐あって、完封、圧勝。
天気が良いけど気温が低くちょっと肌寒い観戦だったけど、ビールがうまい。
球場内の粉もんもうまかった。

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続けて東北の盛岡大付のゲームも応援。
1日に3試合も見ると、いくら感動の高校野球といっても、少々疲れる。

梅田に移動し、ホテルにチェックイン。
間もなく大阪の友、カナダ人のJasonとロビーで再会。
彼はいつも大阪のおいしいところを案内してくれる。
北新地のオーストラリアの食材を使っている店に。
店の黒板に書いてある今日のアントレに「山形牛のステーキ」があるんだけど・・・

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Jasonと近況について話しながら、ワインを飲む。
友と美味しい料理と上質のワイン。至福の時だね。

食事を終えて、もうちょっと飲みたいね、と。
やっぱりワインを・・・
Jasonが連れて行ってくれたのは「Salon du vin awai」・・・間という意味らしい。
こじゃれたワインバーというか、ワインしか出さないスナックというか、山形には見かけないタイプの店だ。
ニュージーランド産のワインをいただく。
美味しい・・・
でも何よりも、ママのあさみさんがあまりにも素敵。
完全に大阪の夜に酔っ払いました。

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投稿者 takagi : 23:03 | コメント (0)

2013年03月22日

医局の集まり

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東北大顎顔面口腔外科の医局の宴会。最近はウェスティンホテルでの開催が多いね。
なんて贅沢な!僕が入局していたころは、場末の旅館だった(笑)

年度末で、医局員の出入りも多く、知った顔がだんだん少なくなっている。
いっぽうで、息子世代の新しい医局員が入ってくる。
なかなか若い医局員と「友達」になるのは難しいね。
こっちはその気でも、向こうはそう思わない。
”男女の仲”にも似ているな(笑)

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そんな中、元教授の手島先生にお目にかかれるのは嬉しい。
相変わらず飄々として、手島節を語られる。
80歳を超えて、なおお元気だ。
今の若手の医局員と僕の年齢差は、僕と手島先生の年齢差とほぼ同じ。
ん~。恐れ多いなやっぱり(^^)

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【現教授と元教授】

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【ウェスティン仙台の夜景】

投稿者 takagi : 23:48 | コメント (0)

2013年03月21日

浜崎診療室も新ユニット

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十日町診療室に続いて、浜崎診療室のユニットも交換。

十日町同様、ドイツのsirona社製のユニットだ。
色はちょっとポップに。
明るい診療室が、いっそう明るくなったような気がする。

クルマで言えばベンツのようなもの。
患者さんには、すこしでもくつろいだ状態で、すこしでも気持ち良く診療を受けてもらえるだろう。
高木歯科医院は、頑張りましたよ(笑)。

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4月から、優秀なドクターをふたり迎える。
彼らの仕事に恥じない、立派なユニット、そして診療室になったと思う。

投稿者 takagi : 12:38 | コメント (0)

2013年03月20日

ITI SCとYAID

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午前:ITI(International Team of Implantology)スタディークラブの山形ミーティング。午後:山形歯科インプラント研究会(YAID)の第10回ミーティング。本日はダブルヘッダーでインプラントのミーティングだった。

ITIはスイスに拠点を置く世界的なスタディーグループで、南陽の黒江先生の尽力で、昨年から山形にその分科会ができた。

その今年第一回目のミーティングが、千葉県柏市開業の田中譲治先生を講師にして、山形県歯科医師会館で行われた。
主に磁性アタッチメントを応用したインプラントオーバーデンチャー(IOD)の話。
IODは僕も好きな補綴設計だし、近頃話題の手法だ。

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仙台からも聴講者が来ていて、質問も多く面白かった。
長年僕は磁性アタッチメント(マグネット)には否定的だった。
患者さんが、朝起きたら北枕になってはいないかと心配だったから(笑)。
午前中半日田中先生の話を聞いて、国産のマグネットを使用するのであれば、使ってもいいかな程度に考えが変わった。

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午後からは、同じ会場でYAIDのミーティング。
YAIDは山形大学の飯野教授を会長で、僕が幹事長を務める4年目のインプラントの勉強会。
午前中より多くの人が集まって、熱気のあるディスカッションが行われた。

午前に引き続いて田中先生から、CAD/CAMのISUSシステムを使った補綴治療を紹介していただいたが、こっちの方がマグネットよりもはるかに興味深い。
先日のアメリカAOのミーティングでも、Digital Dentistryの恐ろしいほどの進歩、進化を目の当たりにしたからね。
自分の患者さんでも、費用の面が折り合えばそろそろCAD/CAMの補綴物を作ってみようと思った。
機は熟したことは確かだ。

YAIDの総会も無事に終了し、少し肩の荷が下りた。
でも、僕の非日常的なイベントは、まだまだ続く・・・

投稿者 takagi : 20:43 | コメント (0)

2013年03月19日

寒い山形の、熱い夜

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ちょっとだけ「深~い」総義歯の話。吸着か、マグネットか。僕はどっちもあんまり支持しないが(笑)

明日のITIスタディークラブミーティングの講師、田中譲治先生を迎えて、主催者の黒●・青●両先生、●澤先生、そして遅れてデンチャー・プリンスの勝史先生が、駅前の某飲み屋に集まった。

ふた癖以上もある歯医者が集まったのだから、かなりディープな話になるのは当然だが、最近はこういう集まりで僕が最年長であることがしばしば。
なもんだから、僕が自分の意見を多く語ると彼らが話しにくくなるので、なるべく傍観者に徹する。

そして最近気づいたこと。喋るより、聞いている方がよく勉強できる。
他人が熱くディスカッションしているのを聞けば聞くほど、いろんなことが学べる。
当然、彼らが言っていることを鵜呑みにしないところが、年寄の経験の成すところよ、ふふふ。

何より今夜は、とってもうまい山形の地酒をたらふく飲んだ。
熱い山形の夜だった。

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投稿者 takagi : 22:35 | コメント (0)

2013年03月12日

新しい診療ユニット

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十日町診療室の歯科衛生士用ユニットを2台新調した。

僕のアメリカ出張中に、工事を完了してもらった。
企業の方々に感謝。

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新しいユニットは、sirona。SIEMENSのデンタル部門が独立したドイツのメーカーだ。
堅実で人間工学に基づいた設計が気に入っている。
椅子の座り心地、各種インスツルメンツの機能、徹底した消毒滅菌が可能なユニットで、術者と患者さん両方にとても優しいユニットだ。

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これは入れ替える前の、古いSIEMENS社のユニット。24年間使ったとは思えない、まだまだきれいで使いやすいユニットでした。ただ、交換パーツが供給されなくなってきたので、やむなくgood bye。
大切に手入れをしてくれたスタッフに心から感謝だ。

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来週は、浜崎診療室にも同じユニットが入る。

投稿者 takagi : 20:17 | コメント (0)

2013年03月11日

AO meeting @ Tampa 帰国

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3日間の学会を終え、帰国の途へ。僕が乗るのは早朝6:00の便。2時間前のチェックインを強いられているので、午前4:00に空港に着かねばならない。ホテルを3:30に出るので、3:00前に起床。念のために枕元のホテルの電話に2:40でwake up callをセット。自分のiPoneにも・・・
と、段取りを立てていてふと気が付いた。

アメリカでは、3月第2日曜日の午前2時からサマータイムが始まり、時計を1時間進めることになる。
と言う事は、出発時刻は前日までの5:00ということで、段取りをすべて1時間進めなくてはならない。

結局、荷造りをしながら寝ずに午前2:00を待つ。
テレビをつけっ放しにしていたら、時刻表示が1:59から3:00に。
僕がセットした、2:40は何処へ・・・

真っ暗いなかを、そそくさとホテルをチェックアウトしてタクシーで空港に向かう。
タクシードライバーに「サマータイムの時刻変更って、戸惑わない?」と訊いてみた。
「いや、全然」とそっけない返事。
昼間は30分くらいかかるが、真夜中だからたった10分で空港に到着。
ちなみに、目覚ましを2:40にセットした僕のiPhoneは、3:40にアラームが鳴った。

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定刻6:00にタンパを発って、シカゴに到着。タンパとシカゴで1時間の時差がある。
時計を1時間進めたり、遅らせたり・・・だんだん訳が分からなくなってくる。
すでに勝手知ったる第1ターミナルCゲートのUAラウンジで、朝食を取りながらおよそ3時間のトランジット。

ようやく成田行きのANA便に乗り込む。
猛烈な睡魔が襲ってきたので、とっとと食事を済ませて寝ようと思っているのに、なかなか食事が出てこないし、食前酒からデザートまでえらく時間がかかって、寝るタイミングを逸してしまう。

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北野たけしの本を読み切り、アカデミー賞を取った「アルゴ」「リンカーン」を満て、3,4回トイレに立つ。
13時間のフライトは、退屈極まりない。
でも、3時間くらいは寝たかな。
明日から仕事がぎっしり詰まっているから、体を休めなくては・・・

3月11日午後2:00定刻に成田に到着。
まもなく、あの日、あの時の時刻に近づいてくる。

通関を済ませて、帰りのJRのチケットを購入。
おもわず、くしゃみを三発!
JRの窓口のおねえさんが「かなり花粉飛んでますよ。建物の中も」と教えてくれた。
ん~。帰国したんだなぁ、春なんだなぁ、と実感。複雑な思い。

午後2:45発のNEXが動き出す。
車窓から北を見て、黙祷した。

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【機内からみた朝焼け】

投稿者 takagi : 22:41 | コメント (0)

2013年03月10日

AO meeting @ Tampa お楽しみ

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学会出張の楽しみは、その土地のおいしいものを食べることと、街をクルマか自転車で散策すること。
事前にレンタサイクルを予約しておいたので、今回はサイクリングでTampaの町を散策した。
今年最初のサイクリングが、フロリダとは。なんと贅沢な(^o^)

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自転車を借りたのは、この店。「Bike Shop Tampa」ダウンタウンの端っこにある。
マネージャーのKevinと店の看板犬Nancyが快く迎えてくれた。

予約していたJamisの48cmのアルミロードバイクが、今回の僕の友。
コンポはシマノ製だが、古くてグレードも低い。しかし、海外でのレンタルではましな方。

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Tampa到着後、すぐに借りてさっそく街の中を走り回る。
海沿いで、きれいな町だ。
山は勿論、丘すらない。完全フラット。

2日目、3日目の早朝に走り回る。
2日目の朝は風が強くて参ったが、3日目は気温も上がり風もなく、快晴の中とても気持ちよく走った。

時差ボケ解消に、サイクリングは最高だ!!

タンパでの総走行距離:72km

投稿者 takagi : 23:46 | コメント (0)

2013年03月09日

AO meeting @ Tampa 学会内容

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学会は朝の8時から始まる。学会の受け付けは6時半。
早起きをして、学会登録を済ませる。
事前登録をしていたので、手続きはいたって簡単。名前を言ってコングレスバックを受け取るだけ。

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今回のコングレスバックと中身。
結構派手なオレンジ色。好きだな、こういうの。
中身で大事なのは、ネームプレートと毎日の昼食券とプログラムだけ。
雑多な企業の広告などはゴミ箱に直行。
俄然カバンが軽くなる。

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8時から、スイス・ベルン大学のBuser教授の講演を聞く。
今回の学会参加の大きな目的は、Buser先生の講演を聞くことだった。
3年前のオーランドでのAOで、最も内容がありそして感動したプレゼンテーションが、Daniel Buser先生だったから。
期待を裏切らず、良い中身だった。
審美修復がテーマだから仕方がないけど、「前歯の拡大写真」ばっかりだったのにはちょっと残念。

学会の大きな目的の一つに、世界中のドクターたちとの交流がある。
旧知の友人との再会や、新しい友人との出会いなど。

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【僕と同じく一人で参加したという倉敷の守屋先生、僕の医局の後輩で今ハーバード大学留学中の松井先生、そして松井先生が会場で知り合ったというブラジル人の先生。みんな偶然の出会い】

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【25年以上の友人、Bob SalninとBurt Melton】

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【真ん中のJack Krauserは27年前に出会った。最初のアメリカ人ドクターの友人である。左はあのScott Ganz先生】

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【学会での口演発表最優秀賞を受賞した墨(すみ)先生。日本人の誇りだ。8月にスマイル倶楽部での講演を昨年から依頼してある】

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懇親会は、なんと閉館後の水族館を貸切で。
酒やパサパサな料理よりも、様々な人と話をするよりも、珍しい魚を眺めていることの方が楽しかった。
「くらげ」の展示もあったが、鶴岡の加茂水族館には遠く及ばない。山形の誇りだ!

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さて、肝心な学会全体を通しての感想だが・・・
まずは、デジタル・デンティストリーのオンパレード。
CTスキャンやCCDカメラでの印象から、CAD/CAMによる立体模型や技工物の数々。
「テレビのチャンネルは回すもの」「電話もダイヤルを回すもの」というのが身に染み付いている僕にとっては、なかなかすんなり受け入れ難い部分も多いのだが、決して否定しているものではない。
積極的に勉強しようとも思っている。
ただ、補綴の技工物を全部コンピュータに委ねるというのは、生きた患者さんに装着するのにいかがなものか・・・。やっぱり職人的歯科技工士の手がける部分が必要だと思うのだが。
この分野をもっと勉強するのなら、今週末からドイツのケルンで始まるIDS(国際歯科見本市)に参加すべきだったかな。
八戸の熊ちゃん、弘前の梅原先生など身近なドクターらがそっち方面に詳しいし、ケルンに行ってることだから、あとで教えてもらおう。


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アメリカでの学会の趣は、学術的というよりは派手なパフォーマンス合戦、またはお祭りという傾向が強かった。
目を引くアニメーションや、フォトショップで極端に加工した画像には、辟易していた。
今回もその傾向は少なくなかったが、以前に比べると「中身」のある学会だった。
その大きな理由は、Key note lecturerに多くの欧州やアジア人が起用されていたことにあると思う。
さらにBigインプラント企業の再編などもあり、パフォーマンス重視だった赤い企業の勢力が低下し、学術派の緑の企業が頑張っていたことも影響していたと思う。
Buser教授を中心としたITIの色が濃い、欧州チックな学会というイメージだった。

数年前まで世界のトップを走っていたTeam Atlantaのプレゼンは、ずいぶん色褪せていた印象を持った。
スライドだけは相変わらずカラフルではあったが・・・
「見せるための診療」では、真の医療関係者はほとんど興味を覚えない。
プレゼンが始まったとたんに席を立つ人が多かったのに、僕はホッとした。

3日間の学会では、これからのインプラント治療の方向性を見た気がする。
「さぁ、どーだ!!」的なパフォーマンス大会ではなく、新時代の機材とテクノロジーをどのように用いてさらに良いインプラント治療を展開していくか、興味深いプレゼンが多かった。

来年は、「25年のインプラント歴史を顧みる」をテーマにシアトルで開催される。
まさに今の僕の臨床テーマと同じ。日本のスタディークラブ「OJ」との共同開催になるとのこと。
いまからスケジュールを調整しておかなければ・・・


投稿者 takagi : 21:56 | コメント (0)

AO meeting @ Tampa 1日目

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6日~11日まで4泊6日の弾丸で、米国フロリダ州のタンパで開催されたインプラントの学会・AO meetingの年次総会に参加。AO meetingは、2010年のオーランド以来3年ぶりだ。

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旅の始まりは、いつもANAのラウンジで麺をいただく。
旅行の安全祈願の意味もある。
新メニューのカレーうどんにそそられたが、僕はお子ちゃまなので「三歳蕎麦」(笑)
生ビールも一緒。

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約10時間のフライトで、シカゴに到着。
シカゴは雪模様。
3年前もこの空港をトランジットで使ったので、なんとなく雰囲気が思い出される。
4時間の乗り継ぎ時間を、UAのラウンジで過ごす。
当たり前だが、蕎麦もうどんもなし。


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シカゴからタンパまではおよそ3時間のフライト。
シカゴとは1時間の時差がある。
気温は18℃。「今日はとっても寒い」とタクシードライバー。
ホテルは学会会場に隣接するEmbassy Suites。超高級ホテルだ。
今朝家を出て、ホテルのチェックインまでちょうど24時間経過。

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長旅で疲れたね。
直ぐに眠ってしまうと真夜中に起きてしまいそうだから、夕方のタンパの街を散策する。
フロリダ第二の都市だというが、高層ビルがあるものの都会の雰囲気はあまりしない。

タンパ初日の晩御飯は、向かいに建つマリオットホテル内のチェーン・スポーツバーの「Champions」。
アメリカに来たのだからでっかいハンバーガーを食べた。
(一昨年ウイーンに行った時もChampionsでハンバーガーを食ったけどな・・・笑)

投稿者 takagi : 21:26 | コメント (0)

2013年03月03日

怒涛の4日間

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WBCが始まったとか、Jリーグが開幕したとか、気にはなるけど集中できない。だから、モンテが開幕戦で愛媛に3-1で負けたなんてことも知らない(知ってるじゃないか!)。
怒涛のインプラント関連の4日間だった。

28日(木)午後一番目の患者さんは、下顎臼歯部への3本インプラント。骨幅が狭いので、骨造成も併用。
手術終了後、直ちに高速バスにて仙台へ。大学の教授室で高橋先生と短い面談。そして医局でゲストのスネッティヴィ博士を待つ。スイスのThommen Medical社の研究開発主任で、SPIシステムの開発者。10年来の友人でもある。

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B棟の講義室で、スネッティヴィ先生の「インプラント表面処理のup to date」の講義。簡単に彼のプロフィールを紹介させていただき、よくまとまった内容の講義を聞く。
そして、スネッティヴィ先生、高橋教授、若手の医局員2名らと懇親会。久しぶりに仙台泊まり。

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1日(金)は、午前から病院。教授回診に立ち会う。患者数が半端じゃないね。いま、大学病院は患者が多過ぎて、なかなかじっくり診療したり、学生や研修医の教育に専念するのが困難だとか。一般診療所とのうまい棲み分けが必要なのだが、まだまだ我が国の歯科医療体制は成熟していないから、現場は混乱しているな。

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昼休みに、アップルストアに用事があったので一番町に出かけ、ついでに「突撃!アポなし歯科医院訪問」で、歯科一番町を襲撃(笑)。院長の桃野先生は30年前、医局は違うけど一緒に大学病院で仕事をした仲間。突然の訪問だったけど、熱烈歓迎を受けた。

午後は、インプラント外来。カンファレンスで提示されるすべての患者を一応確認し、夕方からのカンファレンス。特に問題なく終了。金曜夜の高速バスはとても混んでいる。ほぼ満席で、僕は補助椅子だった。疲れたね。


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2日(土)は朝の新幹線で上京。赤湯近辺の猛吹雪で、赤湯駅で30分停車。その後も徐行運転で、福島には1時間遅れ。その後のニュースで知ったのだが、秋田新幹線の脱線事故のことを考えると、徐行して1時間遅れなんか、屁でもない。1時からの秋葉原での会議に15分ほど遅刻して滑り込む。

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秋葉原UDXで、インプラント会議。スイスからスネッティヴィ博士の他にチューリッヒで開業しているマイエンベルグ先生、そして国内の“ただものではない”歯科医およそ20名。
スイスのゲストのプレゼンに対して、日本軍の質問やコメント、ディスカッション。

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懇親会では、懐かしい顔や初めての顔と親しく交わる。KO大学のK先生とも3年ぶりに再会。赤いスイートピー♪を生歌で毎晩聴いてんのか~。そこだけ羨ましい(笑)

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そして本日。メインイベントのモリタ・インプラント・カンファランス。
おしゃれなシアターでの勉強会。審美の話よりも、peri implantitisへのEr:YAG LASERの応用がとても興味深かった。

ようやく帰りの新幹線。ほっと一息。ワインを飲みながら、PCで古いERのDVDを観て帰ってきた。
モンテの開幕戦の結果を知って、どっと疲れが噴出した・・・
怒涛の4日間が終わった。

投稿者 takagi : 23:09 | コメント (0)