2009年11月15日
インプラント学会
日本口腔インプラント学会、東北・北海道支部総会が盛岡で開催された。

二年前に、僕が大会実行委員長で山形でやったときに比べて、会場も運営も実にスマートで、すばらしい学会だった。
大会長の西郷先生、実行委員長の西里先生、実行委員の方々に敬意を表す。実際に、運営したからその苦労は良くわかる。
学会の理事会に出て、わが国のインプラント現状の諸々、特にインプラント教育について今後大きな変化があるだろうということを感じた。
学会発表は、大学関連からの基礎研究と、開業医からの症例発表との間に、歯科医学と歯科医療のギャップを感じた。
教育講演の「ビスフォスホネート製剤と顎骨壊死」の基礎と臨床を学び、外科処置だけではなく義歯のDulからも骨髄炎が起こることもあることを知った。専門医教育講座では「歯根膜からインプラントを考える」というちょっと面白い話が聞けた。


梅原先生から招待講演演者のDr. Luis Fujimotoを紹介していただき、親近感を持ってプレゼンテーションを聞くことができた。審美領域での即時埋入、即時負荷(テンポラリー)の症例を紹介したが、アメリカ人に多く見られる「ほら、どうだ!」というケースプレではなく、慎重で基礎的なポイントをおさえての良いプレゼンテーションだった。

そして、今回の最大の目玉である小宮山先生による特別講演。10年ぶりくらいで小宮山先生にお会いし、講演を聞いたが・・・すごいね。仙人の世界に入ったね。
相変わらず、淡々と話す中に品の良いジョークが織り込まれ、あっという間の1時間だった。今だから、もう一度25年前に日本に紹介されたBrånemarkのセオリーを読み返すことで、インプラントの失敗はかなり回避される。講演後、思わず立ち上がりたくなった。
勉強はいつも楽しい。
特にインプラント関連の話は、何を聞いても面白い。
帰りに、強風で傘が壊れたこと以外は、すごく良い週末だった。
投稿者 takagi : 2009年11月15日 20:15