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2009年04月16日
著者と飲む
昨晩、「インプラント咬合」の著者、 細山 愃 (ほそやま ひろし)先生と夕食を共にした。
昔から高いレベルでインプラントを含む歯科臨床を実践しておられ、現在、もっともインプラントの咬合に関して精通している歯科医、 細山 愃 先生。
20年以上前から存じ上げており、ITIの文献や資料を頂戴したこともあったが、先生の素晴らしい臨床を知れば知るほど、気後れし、敷居が高くてなかなか気軽にお話をする機会を持つことができなかった。
昨年秋に、福島での学会で久しぶりにお目にかかったとき、気さくにお声をかけてくださったのがきっかけで、その後電話で何度かお話をするチャンスがあった。
いちど、燕市の先生の診療所を訪ねたい、インプラントの咬合についてご教授願いたい旨を話したら、「二ヶ月に1回くらいの割合で、まだ山形に行ってるから、まずは山形で会おうよ」と言ってくださった。
日本最強の歯科医のスタディーグループTDRGのメンバーとして、山形に通っておられたことは知っていたが、いまでもアクティブにスタディグループの活動をされているとは思わなかった。
待ち合わせのグランドホテルに7時5分前に行ったのだが、すでに先生はロビーで待っておられた。
七日町の某料亭の個室で、さしで向かい合っての会食だったが、先生はとても気さくにいろんなことを話してくれた。
まずは、保母先生との共著である「インプラントの咬合」の本ができるまでのさまざまなエピソード。
40年に及ぶインプラント臨床のさまざまな苦労話。
インプラントコーディネーターの話。
ご自身が胃の全摘出手術を受けられたこと。
18年前に倒れられた奥様のこと、その介護と臨床のこと。
保母先生との出会いから惜別までのお話と、保母先生の残された遺族とのかかわりなど、プライベートなことまでいろいろお話をしてくださった。
僕の「歯医者になった理由や、女房と別々に歯科医院をやっていること、自転車とサッカーのこと」などの拙い話も、真剣に聞いてくださった。
2時間くらい経ったかと、ふと時計を見ると11時近かった。
翌日に1日のご講演を控えていらっしゃる先生を、ずいぶん遅くまでつき合わせてしまった。
時間がたつのが、早すぎる!
実に謙虚で、紳士的で、真面目なお人柄に触れ、タクシーを見送ってから、なんか妙に跳ねたくなった。
とても素晴らしい時間を過ごすことができた。

投稿者 takagi : 2009年04月16日 17:50