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2008年07月16日

坂田明@東北芸術工科大学

純平に誘われて、芸工大での坂田明のライブに行ってきた。
蛙の鳴き声もフィーチャーしての屋外のライブは、とっても楽しい。

東北ルネサンス・プロジェクトの一環で、芸工大の水上能楽堂「伝統館」において坂田明のジャズカルテットのライブ。

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仕事を終えて自転車でダッシュして芸工大へ向かった。
6時開演なのに、仕事を終えたのが5時50分。
通勤にはパッソを使っており、しかも街乗り用にサドルを下げていたので、芸工大への坂道はきつかった。
しかし汗びっしょりになりながらも、6時10分には着席して1曲目の「赤とんぼ」が聞けた。

西の空は夕焼けできれいだ。
そんな夕焼けに見惚れて、1曲目が♪ゆうやーけ、こやけぇの「赤とんぼ」になったのだそうだ。

坂田明の前衛的で、吉本っぽいMCがおもしろい。
「A Good for nothing」という坂田のオリジナルナンバーがあるが、「役立たず」って言う意味らしい。
いい表現だ。
世の中には、役に立たないものはないのだそうだ。
「役立たず」ってーのは、役に立たないという役を果たしている、という。
莫迦は莫迦なりに、いや莫迦として世の中の役に立っているのだ。
前衛的だが、なんとなく分かる。

講演のタイトルにもなっている「死んだ男の残したものは」は、
谷川俊太郎作詩、武満徹作曲なのだが、妙に昭和のムード歌謡っぽくて、
夕暮れにもマッチして心にズシンと響いた。

そしてアンコールの「ひまわり」(ヘンリー・マンシーニ)。
4人のミュージシャンのテクニカルな部分を存分に披露して、すごくうまい!
最高に気持ちよく帰ることができた。

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帰り道、松見町まで純平と歩いて帰った。
クインテッセンスは、カッコばかりつけた儲け第一主義の出版社だとか、
近頃の審美歯科の重箱の隅をつついたような講演や論文のくだらなさだとか、
今どきの若モンは、emotionが足りない、などと他愛のない悪口をいっぱい言いながら・・・
つい遠回りして「男のお喋り」に興じてしまった。

帰宅して、マリノスがまた負けた事を知って少々凹んだ事を除けば、概ね楽しい一日。
柿ピー&チーズをつまみにプレミアム・モルツを飲みながらツール・ド・フランスの第11ステージを途中まで見て寝た。


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【開催にあたり】

本学では、日本を藝術立国へと導くために、「東北ルネサンス・プロジェクト」を推進しております。これは、日本やアジアに埋もれた歴史や文化、また、精神文化を掘り起こし、そこから未来に生きるための新しい価値観や叡智を生み出すことによって、東北を基軸に新たな芸術文化を再構築していこうという運動でございます。
その一環として、11月に「芸術・平和・人類」を共通テーマに、芸術や文化が人類の未来のために何をなしうるかを考える「東北ルネサンス会議2008」を開催させていただくことになりました。ここでは、東北から、日本、また、アジアに向けて、芸術や文化の果たす役割、重要性を問うていきたいと思います。今回の「坂田明公演―死んだ兵士の残したものは」もまた、「東北ルネサンス会議2008」の一環として、当該会議に先立ち開催されるものです。
今回の公演で演奏される曲目のひとつに、「死んだ男の残したものは」(詞・谷川俊太郎 曲・武満徹)があります。ベトナム戦争のさなかの一九六五年、「ベトナムの平和を願う市民の集会」のためにつくられた反戦歌のひとつで、一九六〇年、日米安保条約改定反対集会で初めて歌われた曲です。
この曲で歌われる、「死んだ子供の残したものは ねじれた足とかわいた涙 他には何も残さなかった 思い出一つ残さなかった」「死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球 他には何も残さなかった 平和ひとつ残せなかった」という歌詞には、戦争がいかに虚しく不毛なものか、いかに多くのこどもたちを不幸にし、いかに多くのものを犠牲にするものなのか、淡々とした短いことばのなかに反戦のメッセージが込められています。
この歌が初めて歌われてからすでに四八年が経ちました。しかし、現在でも世界のいたるところで紛争が起き、多くの尊い生命が犠牲になっています。このたびの公演を開催することで、今一度、世界を取り巻く危機的な状況について深く考え、その世界に対し音楽や芸術がどんな役割をはたすことができるのか、皆さんとともに考える契機としたいと考えます。

東北芸術工科大学学長 松本哲男

【公演者紹介】
坂田明(さかた・あきら)アルト・サックス、クラリネット、時々うた担当。1945年広島県呉市出身。69年東京でグループ『細胞分裂』を結成、72年山下洋輔トリオに参加、79年末まで在籍。80年自己のトリオを結成、以来、様々なグループの結成・解体を繰り返しながら音楽シーンの最前線を目指す。現在のレギュラー・ユニットは「坂田明・mii」、「YOSHI!」そして「Yahhoo!」。同時に、内外のミュージシャンとの交流も活発で、2005年春には、ジム・オルークとの共同プロジェクトをスタート、『およばれ』(05年)、『かなしい』(06年)、『ハ行』(08年)を発表。日本チェルノブイリ連帯基金のために作ったCD『ひまわり』(06年)、『おむすび』(08年)が話題を集めている。 http://www.warabi.ne.jp/~daphnia-pulex/

黒田京子(くろだ・きょうこ) ピアノ担当。東京都府中市生まれ。1980年代後半、自ら主宰したワークショップ「オルト」で、ブレヒト・ソングを素材に、ジャズだけでなく、演劇やエレクトロニクスの音楽家たちと脱ジャンル的な場作りを行う。90年以降、坂田明(as)などのバンドメンバーや、演劇・朗読の音楽を長期に渡って務める他、無声映画への音楽提供、ジャズ講座の講師を担当するなど、多彩な活動を展開。〇四年からは太田惠資(vln)と翠川敬基(cello)とのピアノ・トリオの活動を始め、近年は即興演奏を主体とした演奏活動を行っている。2006年、オルト・ミュージックを立ち上げ、コンサートの企画も手掛ける。 http://www.ortopera.com/

バカボン鈴木(バカボン・すずき) ベース担当。1956年東京生まれ。メトロファルス、パール兄弟、渡辺香津美Resonance Voxに参加。95年、渡辺香津美、白井良明 等をゲストに「ベンチャーズナイト」を企画、翌年には徳武弘文、是方博邦、白井良明、鮎川誠、高野博等の参加で「SUPER GUITAR TRIBUTE Vol.1」を企画、ライヴ・レコーディングを行う。96年より「PONTA BOX」に在籍。現在は"Surprise!"(三好〈3吉〉功郎、鶴谷智生、仙波清彦、小野塚晃)を始め、様々なミュージシャンとのライブを行い、2002年に結成された白井良明、鶴谷智生とのトリオ「sclap」ではピアノやギターなど、多彩な才能が発揮されている。http://www.vagabond-suzuki.net/

坂田学(さかた・まなぶ) ドラム担当。1973年生まれ。10歳からドラムを始める。96年ピラニアンズに参加。以後、ハナレグミ、原田郁子、畠山美由紀、bird、森山直太朗、UA、wyolica、ムーンライダーズ、坂田明、Jim O'rourke、一青窈、秦基博など数多くのアーティスト のレコーディング、ライヴに参加。2004年よりソロ活動を開始。05年「Music for Nyancos」 「Solo Live at Penguinhouse」「gradation」のソロ三作品を発表。ソロライブでは多数の楽器や歌と映像で独自の音響芸術空間を作り出している。ポップからアブストラクトまで多彩な表情を見せる。http://www.coyote.co.jp/sakata/
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坂田明 「ひまわり」「おむすび

投稿者 takagi : 2008年07月16日 22:45

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