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2008年04月21日
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックが、マイブームである。
金属に代わりうる、歯科修復材料として注目されている。

ジルコニアセラミックによるオールセラミック冠の国産メーカーである、ノリタケのWT氏を招いて、ホテルキャッスルで山臨研のメンバーと高木歯科医院のドクター&テクニシャン達とで勉強会を行った。
ジルコニアの基礎から、ノリタケの誇る「刀(かたな)システム」の臨床までおよそ三時間、みっちり勉強した。
僕は、CAD/CAMの進歩でジルコニアセラミックによる修復が格段に進歩したことを知っていた。
だから、インプラントの既成のアバットメントこそ、精密なジルコニアのコーピングが作製できるだろうと信じていたが、CADで読み取る際には金属の反射を防ぐためにマスキングが必要だということを知った。
また、ジルコニアの焼結によるシュリンケージが線でおよそ20%、体積でおよそ50%もあるということ学んで、いくらコンピュータ上でマスキングの厚さや収縮率を補正したとしても、まだまだラフなところが多いんだなと感じた。

しかし、金属アレルギーのある患者さんに対してや、少しでも透明感のある審美修復を追及するのであれば、欠点も知りつつ少しずつ試していく必要もあると考えられる。
けっこう中身の深い勉強会だった。
投稿者 takagi : 2008年04月21日 22:41
コメント
私もノリタケ・京セラ・日特などと同じ粉末冶金製品を扱っているので、とても興味のある投稿でした。
業界は金属加工業界なんで住む世界は違うのですが、出てくる単語も基本的な加工内容も同じですね。
モデリングしてCAM化して成型して焼結するという工程は同じです。 収縮率の関係で黒皮状態だとコンマ台の誤差はまだどうしても出てしまいますよね。 かといってグラインディングセンターで仕上げなんて入れたらコストが合わないですもんね。
各メーカーさんの技術向上にまだまだ期待が絶えません。
ジルコニアは金属加工用の超硬合金にはだいぶ応用される様になりました。 耐磨耗性が随分と向上しましたね。
ここ何年か材質に関しては煮詰まった感がありましたが、それでも数年おきに目新しいものが出てはくるのでとても楽しみです。
私など都度覚えるのが大変です(笑)
投稿者 rukapapa : 2008年05月14日 18:58