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2008年03月26日

キシリトール・ガム

昨日話題になった話。
「キシリトール・ガムを噛むと虫歯にならないのか?」

答えは、否。

キシリトールガムのコマーシャルを見ていると、キシリトールには虫歯を防ぐ働きがあるかのように聞こえる。

キシリトール (xylitol) は化学式 C5H12O5 の糖アルコールの一種で、天然の代用甘味料として用いられているが、それ自体が虫歯菌(St.Mutansなど)の殺菌作用があるとか、再石灰化を促すようなことはないといわれている。
甘味の代表であるショ糖(スクロース)は分解の過程で酸を産生し、虫歯の誘引物質として知られているが、キシリトールは酸を産生するような分解過程がないので、う蝕が起こりにくいとされているだけなのだ。

ガムを噛むことは、唾液の分泌を促し、豊富な唾液はう蝕抑制効果がある。
しかし、ガムの甘味がショ糖などでは、唾液の抑制よりも酸産生能の方が悪さをするので逆に虫歯になりやすい。
だから、どうせガムを噛むのなら、虫歯になりにくいキシリトールガムを!と言うことになる。

ところが本日調べてみたら、キシリトールの濃度が50%以上であれば「キシリトール入り」と表示しても良いらしい。
仮に95%がキシリトールでも、残り5%がショ糖だった場合には、確実に分解過程で酸を産生するから、虫歯になる可能性は十分にあるわけで、「キシリトール100%ガム」でなければ、虫歯予防のガムとは言い切れない。

marks.gif

厚生省が行っている特定保健用食品と、国際的な組織で行っているトゥースフレンドリー協会が認定した「歯に信頼マーク」の付いた食品だけ。
「むし歯にならない〇〇入り」は消費者の誤解を招く表現であり、キシリトールが入っていても、特定保健用食品のむし歯に関する表示か、トゥースフレンドリー協会の「歯に信頼マーク」の付いたものでないと、本当に歯に安全かどうかは、保証できないので注意が必要だ。

それから、ガムの粘着力で歯垢や虫歯菌や食べかすが取れて、お口がきれいになると思っている人もいるようですが、そんなことは絶対にありませんから!
歯垢は歯ブラシで取るものです!!!!!!!

投稿者 takagi : 2008年03月26日 14:30

コメント

とても勉強になりました。
キシリトールに予防効果があるって本気で信じてましたもの。

あとはお酒で(アルコールで)口内が清潔になるのも信じてます (笑)

投稿者 rukapapa : 2008年03月31日 10:34

お酒は、アルコール度数が70%くらいなら、消毒効果がありますよ(^^)

投稿者 タカギ : 2008年04月02日 18:44

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