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2007年11月19日

インプラント学会

17、18日の両日、第27回日本口腔インプラント学会東北・北海道支部総会、学術大会。
大会長は大学の先輩で米沢で開業している足立幸一郎先生。
僕は先輩からの頼みを断りきれずに、実行委員長を引き受けた。
約1年前から準備をして、16名の開業医による実行委員会を組織して約7ヶ月。
その日がやってきた。

参加者120名の規模で、ということで引き受けたものの、今年6月ごろに学会の規約が変更になり、
認定医制度から専門医制度への変更と、専門歯科衛生士および技工士の発足により、地方会にも
かかわらず、認定を受ける単位取得のために全国から参加者が来ることになった。

9月末に締め切った事前登録者が、予定数を上回る約150名。
その後もほとんど毎日のように登録に関する問い合わせが相次いだ。
参加者が250名を超えたらパニックになるかもしれないと、学会前の一週間は眠れぬ日々を過ごした。
直前になって開き直り、350人来ても対応できるくらいの準備をしてきた。
プログラム・抄録集と参加証の増刷、教育講演を別室で中継で聞くことができるようにサテライトの設置。
歯科医師会館だけでは収容しきれないために歯科専門学校の教室も借り、レンタル屋からはスリッパや
マイクとスピーカーも直前になって借りた。

結果は・・・

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初日は快晴だった。
当日登録者およそ90名。混乱もなく収容。
高木歯科医院の三名も含め、数軒の歯科医院のスタッフが頑張ってくれたおかげだ。
女性の底力、恐るべし!

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特別講演の山形大学整形外科の高木理彰先生の人工股関節の骨溶解の話は面白かった。
デンタルインプラントによる骨吸収の原因である力と細菌の他に、人工骨頭が擦れることによって
生じる微小粉末を貪食するマクロファージによる細胞性反応があるのだという。
同じ苗字の、同じ骨系の研究者が、同じ山形市内にいることに驚き、とても親近感を感じた。

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懇親会ではけっこう気が抜けた。
懇親会を担当した遠藤先生や満田先生、橋本先生にすべてを委ねていたから。
半日を終えてホッとした。
もう始まってしまったから、あとは流れに任せるしかない。
山形のワインがすごくうまかった。
朝日町の白と赤。月山の白をかなり飲んだ。

学会の楽しみは、いろんな人に会えること。
わが国のインプラントの創始者、懸田先生にも久しぶりにお会いし、懇親会では乾杯の
音頭を取っていただいた。まだまだお元気で懸田節は健在だった。
北海道から大学の同級生の平田君が来ていた。
卒業以来に会った。お互い、額が広くなったね。

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仙台の古沢先生が酔っ払って絡んできた。深くはないが、古い付き合い。
日本のMischと言われている。
(僕は日本のSmilerと言われることがある。Misch&Smilerは米国のインプラントロジストの双璧)
古沢先生は来年の大会長だ。
何か手伝わなくてはいけないだろうか。
衛生士セッションの講師、阿部田さんもよく彼のことを知っているようで、一緒に絡んできた。
久しぶりにかなり酔った。

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二日目は、専門医認定のための教育講座。
10時半の開始前までに、何人が登録するかが問題だった。
朝から雨降り。玄関前にテントを張って、記帳台を置いた。
若いドクターたちが、雨に濡れながら準備に励んでくれた。
9時ごろから続々と人が来る。
10時。ピークだ。
かなり人が集まってきたが、心配していたような受付での混乱は起こらなかった。
スタッフも参加者も、実に秩序正しく手続きを済ませていた。
会場も、4階の本会場、3階のサテライトの会場も超満員になった。立ち見も多い。
サテライトの画像、音声もリハーサル通りばっちり!
実行委員の先生たちと目を合わせ、親指を立てる。
梅原先生の温かみのある講演をじっくり聴きたかったが、あっちこっちうろうろしていた僕は
ほとんど聴くことはできなかった。
他の実行委員の多くもそうだったようだ。
別棟で同時に行われていた阿部田先生の衛生士セッションの講義は、とても好評だったがまったく
聴くことができず残念。

しかし、なんとか教育講演が済んで一安心。パニックは起こらなかった。
昼食時、安堵感とぐったり感。
受付で、この日の当日登録者が100名を超えたことを知らされて、胃が痛くなった。
トータルで350名弱の参加者があったわけで、直前の開き直りがなかったら、絶対に
パニックになっていた。

二日目午後の一般口演も、予想に反して多くの出席者がいて、活発な討論が繰り広げられ、
僕が最後の「閉会の辞」を述べた時に満場から喝采をもらったときにはグッと来た。
とにかく、実行委員の15名はもちろん、手伝ってくれた若いドクターや医院のスタッフ、
それから後藤歯科商店の若い二人と歯科医師会事務局の二位関さんと尾形さんの努力に
敬意と感謝の気持ちでいっぱいだった。
苦戦しながらも選手たちが想像以上のパフォーマンスで勝利したときの監督の心境だ。

無事に二日間の学会が終わって、疲弊し、昨日は夕方から泥のように眠った。
ジェフとマリノスのゲームで、大島が見事なヘッドでゴールを決めて久しぶりに勝利したことと、
飛び切り上等のカリフォルニアワインの力を借りて、久しぶりの“心地よい眠り”だった。

投稿者 takagi : 2007年11月19日 21:30

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